24日の手摘みイベントの日が近づいて来ました。
茶の芽もゆっくりとですがスタンバイを始めています。
あとは当日が良い天気になることを願います。光川

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24日の手摘みイベントの日が近づいて来ました。
茶の芽もゆっくりとですがスタンバイを始めています。
あとは当日が良い天気になることを願います。光川

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雨が降り、茶園に生えている雑草の正式な名前を調べ始めました。身近に触れている雑草なのに、学術的な名前を知らずにいた種類が多く、名前の特定作業は、ずっと前から、やりたかったことです。調べることで、それぞれの雑草の生態を理解し、除草作業の改善を図ったり、生えている雑草の種類によって茶園の状態を知ることが出来るようにもなりたいと考えています。(岩田文明)

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2週間程(茶園によっては20日近く)雨が降らず猛暑が続いていましたが、今日の夕方、ようやく雨が降りました。
雨が降らない日が続いたのであれば、「雨が降らない」というストレスを茶樹が経験することで、それに適応できる力をつけて欲しいと考えると同時に、茶の木の様子を観ているとそろそろ雨が降って欲しいなと思っていた所でした。
カラカラになっていた環境に、たくさんの雨が急激に降ったので、夜には深い霧が発生し、昨日までとは一気に空気が変わりました。
(岩田文明)

熱したアスファルトに、大粒の夕立が降り出す。

乾いた葉の表面にも、雨粒が落ちてきました

毎年、この時期になると紅茶品種「べにひかり」が手で摘み頃となります。
今年も、山ノ下茶園の「べにひかり」が、ウンカ(チャノミドリヒメヨコバエ)の食害を受け、生育中途中に生長が止まり、甘い香りが漂っている芽が多くありますが、芽が小さいため、茶刈り機では刈ることが困難な状態となりました。
そこで、量より質を狙うため、手摘みで収穫します。手摘みであっても成熟度を合わせたく、チーム岩田のメンバー皆で芽揃いを合わせながら、収穫しました。
今夜、萎凋(いちょう){萎らせて}して、明日、製茶します。とても楽しみです。(岩田文明)




年間の茶園管理をしていく中で、「二番茶(二番摘みの芽)」の収穫を出来るだけ控えるようになって、今年で3年目となりました。二番摘みからつくるお茶は、グッと少なくなってしまいましたが、草や落ち葉を主体とした栽培でこの地域の茶樹が育ち続けるリズムが、みえてきたように思います。さらに、少しずつですが、近年頻繁に起こる「干ばつ」や「日照不足」等の気象異変にも適応できる茶園に変化してきたように感じます。
一番茶の収穫時期が遅い奈良・月ケ瀬という茶産地で、肥料を入れない(有機栽培をしている茶畑だけ、年に一回、8月に施肥)栽培方法なので、7月の二番茶の時期にグングンと芽が伸びる茶園はありませんが、とくに実生(在来)茶園では芽が不揃いになる傾向があります。
そこで、昨年から、不揃いに二番茶の芽が出た茶園のみ、徒長芽(飛び出た芽)だけを刈り取る『「整枝」&「収穫」』作業を行うようにしています。こうすることで、10月の秋番茶、来年5月の一番茶を、茶刈り機で収穫する摘採面の枝葉が揃い充実して、様々な観点からみて良くなってきています。
この「整枝」&「収穫」作業で、茶刈り機の茶袋に入る二番摘み芽の収穫量は僅かですが、紅茶なら少量の生葉でも製茶が可能となります。
作業が非効率な茶園環境だからこそ、ひとつの作業をすることで、複数の大切な目的を果たせるような仕事が成立していくような方法を模索しながら進めていきたいと、考えています。(岩田文明)

「整枝」&「収穫」作業前の宮山茶園(在来)。手前は徒長芽。
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「整枝」&「収穫」作業を終えた宮山茶園(在来)
今年新しく再生した茶園ではワラビの生育が旺盛です。ワラビと言えば春の味覚の一つですが茶の木にとっては日光を遮る障害となるので人の手でひたすら抜いて行きます。光川

生育が旺盛な蕨(ワラビ)

蕨を抜いた後の茶園の様子
少し前のことです。
あたらしく書類を入れる棚がやってきたのでこれまでの書類を 少し整理しました。
10年ほど前から 参加している 一園逸茶の集まりの2006年 設立呼び掛けの文章が出てきました。
イタリアスローフード協会国際理事のジャコモ・モヨーリ氏の言葉を訳したものと書かれていました。
ドキドキして鳥肌が立ちました。当時は読み流していた言葉が
今回は ズウーンとおなかの底に響きました。
「本当にその通り!!」
茶山の長い年月をかけて幾重にもなった土地の層を
ずんと地下深くまで 種から伸びた根が 深く深く何メートルも伸びて
浅くで 深くで ずっと底で 土地の記憶を吸い上げて 今年も新芽が出てきているのだ。
土地とお茶のつながり・茶の根の話★・そして、地勢(テロワール)を感じるお茶の味
この10年 近く 、茶園の様子と 茶の味に 実感として感じてきた★偉大な恵み
説明しようとおもうと、 10年を書きこまなくてはいけません。
感動したこの言葉を ネットで調べてみると
なんと、いつも当園のお茶を飲んで下さっている おいしい村の竹内周さんの昔の記事に!!
翌日朝一番で お電話して
「すごい言葉ですよね、竹内さんのブログにつながってびっくりしました。」
突然の力の入った電話に 竹内さんを驚かせてしまっていたと思います。
イタリアってすごいなあ。
(岩田ルナ)
当ホームページの中でお茶づくりの栽培基準の一つとして挙げられている項目に「つづける畑」というものがあります。耕作放棄された茶園を文字通り”続けて”行けるように畑を再生・復元する取組みです。
再生・復元と言いますが、まずは開拓作業から始まります。数年にわたって放棄されたお茶の木は私たちの背丈より高く、2m以上にも生長します。そのお茶の木を膝より少し上の高さまで切り落とし、畝間に入って作業が出来るように通路を作って行きます。それだけでもなかなかの作業ですが、しばらく管理がされていなかった畑にはお茶の木以外の笹、蕨、ススキ、木や草なども生えています。なかでも、笹と蕨は地下茎で広がる強い生命力を持った植物なので最初の対応が肝心です。完全に除去することは難しいですが出来るだけ根を掘り、取り出してやることで笹や蕨の勢いを衰退させ、茶の木が負けないようにする必要があります。
開拓作業は複数人のチームプレーでやることが多いですがそれでも大変な作業です。しかし、その大変な作業をすることで荒れていた畑が美しい茶園に変わり、さらには美味しいお茶が飲めるようになると思うと遣り甲斐のある作業と言えます。
通路を作る作業の作業前(上)と作業後(下)の写真。この後、仕上げの園均しを行います。
一度は耕作放棄されていた畑も再生することで美しく生まれ変わります。写真のゲンダラ圃場も再生された場所の一つです。茶園に躍動感があり、お気に入りの圃場です。 光川
お茶が出来上がるまで様々な工程がありますが、当茶園では、日常のひとつひとつの作業を進める中、目的や方法を皆で共有しながら取り組んでいます。そんな中、各スタッフの「これまでの経験」や「個性」などの違いによって、各作業に対しての観点が異なり、さらにそれを伝える表現にも人柄がでてきます。
共通した目的意識をもちながら仕事をしていくことが前提ではありますが、いかに「多角的な視点から自然を観ながら、気づいていなかったことに、気づいていくことができるか」、そのようなことが自然に携わる仕事をこれからも継続していく中で、とても大切なことだと感じます。
少しずつではありますが、各スタッフからのブログ投稿も開始して、多角的な視点から、お茶づくりをお伝えできるよう取組んでまいります。岩田文明