月ヶ瀬健康茶園

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新茶の収穫に向けて、春整枝を開始しています

今年は雨が多く、春の訪れが少し早そうなので、例年より早めに、春整枝を開始しました。

昨年の秋まで伸びた枝葉を整枝して、新茶を収穫する摘採面をつくっていきます。(岩田文明)

茶園内に生える雑草の調査を始めました

当園では昨夏から、茶園内に生える雑草の名前や生態などを一つ一つ調べて、除草する必要性の有無、除草方法など、どのようにしていくか、月ヶ瀬健康茶園版 植物図鑑を作る取組を始めています。現時点で60種類の植物の名前が特定できましたが、その中で、在来種は27種類、食用・観賞用などに持込まれたものが11種、外来種や侵略的になり得るものは16種など、様々でした。お茶以外の植物を一括りに雑草とみるのでなく、茶樹が優占種として育ち続ける中で、他の植生も、出来るだけ共存できるような方法を模索していきたいと考えています。改めて少しずつ報告させて頂きます。(岩田文明)

2024年元旦撮影

今年もありがとうございました。

今年も、あと僅かとなりました。いつも当園のお茶をご愛飲いただき、ありがとうございます。

2023年は、「春らしい陽気」さらに「秋らしい陽気」も短く、「冬から夏へ」「夏から冬へ」季節が一気に進んでいくような一年でした。気候変動が、どんどん進んでいることを実感しますが、自然のリズムを意識した栽培だからこそ、お茶とともに自然環境のこともお伝えさせて頂けるようなお茶づくりに取組みたいと考えています。来年も、よろしくお願い致します。(岩田文明)

春の訪れが早く、4月中旬までは過去最も早いペースで生育した一番茶の新芽。 宮山 さえみどり 2023年5月4日

2023年産の紅茶について

昨年は紅茶の製造量が少なく、たいへんご迷惑をおかけしましたが、今年は5月2日から紅茶を作り始めて、6月2日に一段落致しました。

前半は「さえみどり」や「やぶきた」「さえみどり実生(幼木園)」等で発酵が浅めのグリニッシュ紅茶をつくり、中盤になるにつれて、発酵時間を長めにしていきました。後半は、「べにひかり」など晩生種が適期となり、樹齢の若い「べにひかり実生」など、今年初めて製造できた茶園もありました。

今年の紅茶は、これ迄と比べて、全てのロットで茶殻と水色が明るくなり、とくに冷めた時の香りと味が良くなっているように思います。もうちょっとの期間、貯蔵することで、製造していた時の香味が上がってきた頃に、ご案内させて頂きます。お待たせ致しますが、よろしくお願い致します。(岩田文明)

 

 

 

 

 

 

一番茶の収穫のこと

おかげさまで、当園の一番茶の収穫を、昨日、ほぼ終えることが出来ました。今日から雨降りの予報だったので、後半は、そのタイミングに合わせるように収穫と製茶を優先して進めました。

今年は、早い時期に芽が出る茶園の収量が極めて少ない傾向にありましたが、後半の「おくみどり」「やまとみどり実生」「べにひかり」などの晩生種は、収穫適期での収量が多かったです。また当初は、今年は早い時期に収穫が始まりそうな状況でしたが、結局、これらの晩生種は、例年並みの時期に収穫となりました。

今年は、しっかりと紅茶をつくることができました。

お待たせして申し訳ございませんが、今季もよろしくお願い致します。(岩田文明)

 

 

宮山茶園からの眺め

収穫前の除草作業。休憩中に眺めているのは、写真左側から青山高原(東方向)~室生火山群(南東方向)と連なる山々です。(岩田文明)

萌芽

南東向きの温暖な斜面に育つ、早生品種「さえみどり」。

過去20年で最も早いペースで生育しています。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。今年の元旦は、地域で最も標高の高い山の上から、遥か東に望む室生火山群の山々から昇る初日の出を拝みました。この「やぶきた品種」が育つ南東向き斜面の茶園は、約40か所にも点在する当園の茶園の中で、最も早く朝陽を浴びるところです。

今年も、お茶をつくり、お届けさせて頂くことで、大切な役割を果たせるよう取組んでいきます。本年もよろしくお願いします。(岩田文明)

宮山 やぶきた茶園からの初日の出。2023年 元旦

 

スタッフ募集案内を作成しました

月ヶ瀬健康茶園では、来年度からに向けて、新たにスタッフの募集を開始しました。農作業や製茶、未来に向けての取組など、日々のお茶づくりの様子を紹介させて頂いています。(岩田文明)

春整枝

新茶を茶刈機で収穫出来るよう、春整枝をしています。これから、この整枝面から新芽が膨らんで伸びてきます。順調に育ってほしいと思います(文明)

新たに防霜ファンを設置した茶園での春整枝作業

整枝面

 

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