『2025新茶のご案内』ができました。
『2025新茶のご案内』ができました。
7月31日(土)
地元奈良で縁のある
株式会社中川政七商店の茶道ブランド「茶論」主催のオンラインイベントに参加いたします。
当日は、茶園からZoomにて生配信、当園のお茶づくりについて、
実生や在来などの今の様子を中心に中心にお話する予定です。
熱湯で淹れるお茶の淹れ方などもお伝えいたします。
よろしくお願いいたします。
詳しい内容や参加方法はこちらのページからご確認ください。
https://salon-tea.jp/2021/06/10/3382/
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【イベント名】「奈良 月ヶ瀬の日本茶づくり」
【日程】2021年7月31日(土)10:00〜11:00
【参加方法】オンライン(zoom)にて
※参加URLはお申し込み後にお知らせ
【定員】先着100名さま
【価格】5,610円(税込/送料込)
※今回のイベント限定ブレンドの煎茶など、3種の茶葉がセットになっています。
2019年産の紅茶は、茶刈機で収穫したたくさんの茶葉でも、これまで手摘みで少量の紅茶をつくっていた製法と同じ原理で製茶できるよう大きく改善したことで、『飲み心地が爽やかでスッキリとした繊細な風味の紅茶』に仕上がっています。
このことは、製茶ラインを改良した効果に加えて、自然栽培(無肥料)あるいは有機栽培(植物由来の有機肥料に限定)に切り替え8年が経過したことによる特徴の表れでもあるのではないかと考えています。それは、同じ原料で製茶している当園の煎茶が、年々少しずつ「ほんのりとした甘みがあり、雑味なく透き通った飲み心地」に変化していることに似た傾向を感じるからです。
いっぽう、2004~5年に植えた紅茶品種「べにひかり」「べにふうき」「べにほまれ」は、今年で樹齢が14~5年となり、ようやく、自然栽培(無肥料)で安定した茶園になってきました。そのようなことからも、「奈良・月ヶ瀬で育つ特徴」も感じられる紅茶となってきたと感じます。
2019年産の紅茶を出荷させて頂く準備が出来てきました。先ずは、「有機紅茶月ヶ瀬春摘み」「有機紅茶月ヶ瀬べにひかり」「有機紅茶月ヶ瀬べにふうき」「有機紅茶月ヶ瀬べにほまれ」の4種を、9月17日(火)出荷分から、新紅茶に切り替えさせて頂きます。よろしくお願いします。
次回は、品種ごとの特徴について、続きます。(岩田文明)
自然栽培(無肥料)を継続することで、周辺の落葉広葉樹林の色合いと調和してきた茶園。このように育った新芽を、煎茶や紅茶に製茶していきます。
自然栽培茶は、透明感のある水色になる傾向があります。
樹齢が15年となった「べにひかり」手前、「べにほまれ」奥
樹齢が15年となった「べにふうき」井口山茶園
5月に収穫した一番摘みの新芽で煎茶や紅茶をつくった後、3ヵ月が経ちました。現在出荷させて頂いている「一番摘み月ヶ瀬煎茶・冠茶・満月」は新茶の風味から、熟成した味わいに変化してきました。
貯蔵していた紅茶も熟成が進み、発酵を止めた時の香りが、しっかりと出てきました。新茶案内で紹介させて頂いた通り、今年は製茶方法を大きく改良しましたが、おかげさまで、その成果が出たと感じます。9月には、先ず「有機紅茶月ヶ瀬べにふうき」「有機紅茶月ヶ瀬べにひかり」「有機紅茶月ヶ瀬べにほまれ」「有機紅茶月ヶ瀬春摘み」で、2019年産の出荷を開始させて頂けるよう準備を始めていきます。(岩田文明)
点在する茶園毎に製茶した煎茶
有機紅茶春摘みとなる「やぶきた種」でつくった2019年5月産の紅茶
今年は、昨年より1週間ほど遅いペースで生育しています。40か所以上に点在している茶園の中で、まずは『早生品種の「さえみどり」「さやまかおり」』から始まります。
『2019新茶案内』が出来ました。今季も、よろしくお願い致します(岩田文明)
2011年からつくり始めた「萎凋香煎茶」は、収穫した後、森の中で萎凋(新芽を萎らせる)してから加工しています。
この森は茶工場に隣接しているのですが、来月に備えて、もう少し拡張することにしました。拡張した場所には、イノシシが泥浴びしている所もあり、しばらくイノシシと陣地取りになりそうです。(岩田文明)
水田跡に植林した場所を活用します
イノシシの泥浴び場
萎凋網を並べる場所
2018年5月、この森で新芽を萎凋している様子
10月10日頃から始めた「秋番茶」の収穫と製茶作業を終えることが出来ました。
6月に刈下番茶を収穫して以降、例年より早い梅雨明け、そして暑い夏がありましたが、この間、「有機栽培茶園」「自然栽培茶園」ともに、充実した枝葉が育ちました。
来年の新茶が、とても楽しみな園層になっています。(岩田文明)
有機一番摘み月ヶ瀬煎茶(満月)の茶園での収穫作業(茶園名:ホリコシ峠2 品種名:おくみどり)
はじまりました。2018年 茶刈 !!
むかしむかしから、一番早くに新芽が出ると言われる南東向きの斜面
長引・宮山からスタートです。
縦畝の急傾斜の茶刈の雰囲気が伝わるとうれしいです。
今年も一つ一つ丁寧に仕上げてまいりたいと思います。
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秋番茶の収穫と製茶は終盤を迎えています。昨日、茶刈をした茶園は、イノシシが暴れて、作業中にUターンをするための足場が見事に崩されていました。毎年、晩秋になると、イノシシの動きが活発になります。
茶園のほうは、6月に収穫した刈下番茶以降、4か月間で、じっくりと順調に生育してくれました。来年の一番茶に向けて、準備が整いました。(岩田文明)
茶園の端にUターンをするスペースがないと、足に踏ん張りが効かず労力を費やしまます。
「ホリコシ峠」茶園の「おくみどり」。「有機一番摘み月ヶ瀬煎茶 満月」のとなる茶園です。
煎茶の収穫が終わり
煎茶をご予約いただいていた方の出荷がひと段落となりました。
チーム岩田の 2016 新茶のティスティングが始まりました。
本日は、6種×4クール 計24種を飲みました。
当園では、30か所以上の圃場を、品種ごと、日付ごとにロットを分けているので、
本日は、全体の約3割の煎茶を飲んだことになります。
全部を一度には難しいため、なかでも、つづける畑シリーズや、
ロットで購入いただいているお茶を中心に飲みまくりました。(有機栽培茶シリーズ以外)
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過去に飲んだ茶の記憶をたどりながら、つづけるために請け負った年数を見て、
茶樹が、自然のリズムでそだち、数年経過した先の変化をイメージします。
茶の味から、圃場の土、石、畝、傾斜が見えてきます。
紅茶やウーロン茶、萎凋の煎茶に加工したときのイメージがわいてきます。
こうしたらもっといいかもとういうのも出てきます。
同じ品種でも地勢の違いで味が違ってくるのです。
⇓まだまだあります。
茶園のこと、収穫のこと、製茶のこと、お茶をご提案させていただくときのこと
各々が担当してきた話を織り込みながら
実は言いたい放題の ティスティングでした。
「鉄入っていない??」「粘土??」「砂多い??」
「停滞している感じする…園は平地、傾斜地??」
「ここ残香、花系…香り系のお茶のほうが向いているかも…。」
「これで紅茶飲んでみたい」
話は尽きません
気が付けば もう8時過ぎ
山ほどお茶は飲んだけれど おなかがすいてきました。
今日は、茶園とおなじ「動物性のものを使わない」夕食です。
ああ おいしかった。ごちそうさま。 (岩田ル)
+++おしながき+++
・車麩照り焼き 豆腐マヨネーズ 赤玉ねぎ添え
・ブロッコリー胡麻和え
・大根とアラメの和え物
・豆腐と押し麦の蒸し物
・ポテトサラダカレー風味
・セロリとごぼうのきんぴら
・玉ねぎと厚揚げの酢味噌
・お味噌汁と おにぎり
・デザートは粉末緑茶の米粉お茶プリン
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