新茶 2015 in 奈良オーガニックマーケット
5/31 日曜日 午前8:00 ~ 正午 まで JR奈良駅 すぐ前の 広場にて (旧駅舎前) 新茶の 試飲 やります。 近くの方 ぜひ飲みに来てください。 ブログで ご紹介できなかった 今年の新茶の季節の チーム岩田の 様子や 茶園の様子。 話をさせていただきながら お茶を入れさせていただきます。
「こんな年は経験したことがない。」
と茶栽培の経験が 一番長いおじいさんの言葉から始まった
新茶 2015チーム岩田 力を合わせ 全力を注ぎきりました。
ブログも書かず 茶に集中
ブログ楽しみにしてくださっていた みなさま 本当に申し訳ございませんでした。
おかげさまで、台風までやってきて とても良いとはいえない条件の中で
すべての圃場を 適期 で 収穫を終え
煎茶も萎凋香も紅茶も 茶葉の力を最大限に 製茶できたと思っております。
御予約いただいていた方には、本日発送 明日5/29着で 出荷完了させていただきました。
地域によっては、明後日になる方もいらっしゃいます。
たくさんのご注文 本当にありがとうございました。
現在注文頂いている方にも 随時出荷させていただきます。
よろしくお願いいたします。
これから 収穫したお茶を 年間 おいしく飲んでいただけるよう
状態良く保管するための作業と
紅茶の ティスティングをいたします。
まず予約いただいている方に お送りする 紅茶を選びます。
新芽の状態に応じて すぐ飲むとおいしいタイプに仕上げたもの
熟成が進むとおいしくなるよう仕上げたもの
それぞれの 仕上がりを 今一度 出荷前に確認する作業です。
来週には ほうじ番茶の原料になる 梅雨番茶の収穫が始まります。
それまでの間に 集中して、新茶2015 を しっかり飲み分け
来年のお茶にむけての 準備も始めるのです。
新茶の収穫が始まりました。
例年、圃場ごと品種ごとに 順番に収穫適期を迎え
順番に収穫を進めていくのですが
一度に収穫適期を迎え、いままさに緊迫した状況です。
予想しなかった 過去にない状況です。
けれども、ありがたいことに、
チーム岩田もチーム岩田+も準備万端
5月から加わったメンバーが大活躍です。(また改めてご紹介させていただきます。)
製茶工場も、一部ラインを充実させておいたため
紅茶・煎茶ラインフル稼働です。
雨が降る前に 茶の芽が大きくなるまでに 短期集中で茶を収穫し
製茶工場を効率よく稼働させ 煎茶 紅茶 萎凋香 ウーロン茶
全てにベストを尽くします。
昨年のように畑ごとのレポートや写真で
製茶の様子をお知らせできませんが
落ち着きましたら またお便りしたいと思います。
まずは、
今年一年おいしいお茶を飲んでいただけるよう
月ヶ瀬健康茶園一同 全力を尽くします。
現在の製茶状況は かなり良い仕上がりです。
すでに 予約いただいたお茶につきましては
袋詰めでき次第お届けさせていただきます。
発送状況につきましてもまたお知らせさせていただきます。
今期もよろしくお願いいたします。
タイトル 少し大げさすぎました。
「茶園の脇に大変なものがありました。」
岡野くんから これはいったいなんでしょう。
イノシシなのだそうです。
今から12年前は イノシシに出会ったといれば ひと話題にもなったのですが
今では、なんと家の中にいても鼻息が聞こえてくることがあるくらい
身近になっています。
文明説によると
荒れた田んぼや畑が多くなり イノシシが隠れることができる藪が
民家の近くにも多くなってきた この隠れる場所がある限り
いくら捕まえても 獣害はつづく… のだそうです。
最近のイノシシは人間がいても逃げません。
私たちの方が 心臓がばくばくして後ずさりしてしまいます。
この間道をはさんだ倉庫に 次男が走って行こうとしたら
どどどど… と上から犬が来たと思ったら
「おかあさーーん イノシシーーー。」
すごい勢いで すごい形相で 次男がUターン
イノシシは止まることなく 方向を変えることもなく
横切って行きました。
イノシシ優先道になってました。
上から下まで ずずいっと 椎茸の原木です。
月ヶ瀬健康茶園には こんな場所が何ヵ所かの山にあります。
当園の原木生椎茸は、冬菌といわれる、
寒さが感じられるようになると発生する品種を植菌しています。
なかでも、山での ”自然発生” に向いている品種を選んでいます。
原木は、月ヶ瀬を中心とした地域の山林で育ったものを使用します。
その後椎茸が育つ気候と同じ環境で育った原木であることが重要と考えます。
椎茸原木に向いているナラ・クヌギなどのドングリの木は、
雑木林の多い月ヶ瀬周辺には多く、30年ごとにローテーションで切り出し、
山肌を陽の光を当てるようにすることで、
森が再生し、山の環境を維持することにもなっているのだそうです。
30年近く育ったナラ・クヌギを原木に切り出し、
落ち葉や柴を茶園に、そしてそれ以外は暖をとるための薪に利用しています。
月ヶ瀬の森で育つ原木生しいたけは、
朝晩の寒さの厳しくなる12月~2月末までが最もおいしい季節となります。
近年は、天候が“例年どおり“であることが少ないため、
時期は前後する場合も多くなっていますが、、
寒い中、原木の栄養分をゆっくりと吸い上げ時間をかけて大きくなることが、
濃い味の原木生椎茸を育てるのだと考えます。
森の中で ”自然発生” での収穫を大切に考えます。
森で育つ自然発生の原木生椎茸は、
連続した凍結と雨に弱いため予測がつきません。
また天候によって、椎茸が含む水分量が大きく違ってきます。
直送させていただいている みなさま いつも 時節をともに過ごしていただき
ありがとうございます。
つづく
月ヶ瀬の地形を感じる 山中を
子供たちと一緒に歩いた後 新年会に突入です。
今年は長年お付き合いさせていただいている
小原営農センター のお豆腐で 湯どうふです。
大豆栽培から、お豆腐 納豆まで 一貫生産をしています。
”毎日納豆” の文月 一押し 「ここの大豆が一番おいしい」!!
代表の三浦さんは、毎朝 コーヒーメーカー で 長年
月ヶ瀬健康茶園の 有機一番摘み月ヶ瀬煎茶 を 煎れて飲んでくださっているのだそうです。
「あれこれしてみたけど これが一番おいしい」と
びっくり 一度試してみなくては…
小原営農センターのお豆腐と
月ヶ瀬健康茶園の ぷりぷりの 『アワビのような(自賛)』 山の原木シイタケ
美代 の 菜園畑の ネギ と 山東菜 と 水菜
(チーム岩田の菜園畑は 少し前に イノシシが耕してくれました。)
ついつい 食べ過ぎてしまいます。
一升たいたごはんも 鍋につられて あっという間に完売
子供たちが鍋を食べている間に
大人たちは少し勉強会
去年に引き続きビオワインの試飲会をしました。
去年のテーマは 「土質ごとに異なる ビオワインの 味と香り」でした。
今年テーマは「テロワール」。
同じ石灰岩土壌でも、「砂混じり」と「粘土混じり」の土壌で育ったワインの特徴の違いについて、
「あの風味の抜け方の微妙な違いに関係あるのかな?」。
そして「南東向きと北西向きの違いは何だろう?」等、いろいろ想像を膨らましてました。
けれどその中で 品種の違いと思われる特徴が最も分かり易い違いでした。
おもしろい!! チーム岩田 ワインのプロはいないので
番号ごとに 飲んだまま 香ったまま 観察します。
土質・テロワールの違う 茶園のお茶の飲み比べの 応用です。
自然のリズムで育ったワインだからこそ、楽しめる魅力のひとつです。
時間をかけて 香りの変容も 確認 !! 「おもしろーーい」
地域の草木を還し お茶をお茶らしく育てると まさにこの感覚でお茶を飲むことができます。
これから、月ヶ瀬の山間に点在する茶園(茶山)ごとの違いを楽しめるような企画を、どんどん進めていきたいと思っています。
ワインは番号がつけられ かまたや 小島先生の案内文をみながら 飲んでゆきました。
ワインはいつも、
小島 隆 先生 に お世話になっています。
今回も 月ヶ瀬健康茶園 の 『土質が同じで そのほかの地勢の違うワインを学びたい』を
しっかり 体感させていただきました。ありがとうございました。
冬の月ヶ瀬健康茶園の仕事は 運ぶ仕事が多くなります。
落ち葉をあつめ 運ぶ
山の木を切り 原木を 運ぶ・薪を 運ぶ・柴を 運ぶ
毎日毎日 コツコツ運んで 改めてその量をみると びっくりします。
春までに 茶園の畝間は 落ち葉や 笹チップ 枝チップが 敷き詰められ
ふかふかになります。
岩田はなれ宅にも 運び屋が います。
岡野君やおじいちゃん、お父さんが山から運んできた薪を 家に運びます。
薪ストーブの横に山のように積み上げてくれます。
「お母さん 薪がいっぱいあると 幸せやなぁ。」
子供たちが運んでくれる ”あったかい幸せ”です。
前に運んだ時よりも 上手に たくさん運べるのが うれしいそうです。
兄弟協力して運ぶと もっと上手にたくさん運べる、
運び方も工夫して、知恵も使って、
運ぶごとに たくさん運べるようになる自分に大満足。
二人で協力しているけれど ちょっとしたことでけんかしたり。
運んでいる途中にひっくり返して涙がでたり。
つづけることって 大切なんだと
薪運び歴 4年目の子供たちを見て 気付かされました。
2年前の薪運び兄弟の様子
今は一輪車でガンガン運びます
月ヶ瀬健康茶園も仕事おさめ。
みなさま 2014年 ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
チーム岩田 一同