5月に新茶を終えた後、6月は「有機ほうじ番茶」となる刈下番茶の収穫と製茶に集中してきましたが、おかげさまで、計画どおり、旬の時期に終えることがきました。
今、当園の茶園の樹高は、一年で最も低くなっていて、来年の新茶に向けての準備が完了した状態になっています。当園の栽培体系だと、ちょうど今、一年の区切りの時期を迎えたことになります。(岩田文明)

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収穫直後の「刈下番茶」。この後、製茶・貯蔵熟成・焙煎して、「有機ほうじ番茶」となります。
5月に新茶を終えた後、6月は「有機ほうじ番茶」となる刈下番茶の収穫と製茶に集中してきましたが、おかげさまで、計画どおり、旬の時期に終えることがきました。
今、当園の茶園の樹高は、一年で最も低くなっていて、来年の新茶に向けての準備が完了した状態になっています。当園の栽培体系だと、ちょうど今、一年の区切りの時期を迎えたことになります。(岩田文明)
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収穫直後の「刈下番茶」。この後、製茶・貯蔵熟成・焙煎して、「有機ほうじ番茶」となります。
『新茶のご案内』でお伝え致しました通り、今年は32年ぶりという寒い冬となり、その寒かった冬を乗り越えた茶樹でしたが、いざ新茶を収穫して製茶してみると、これまで経験したことのない風味(舌を刺すような渋味)のあるお茶がたくさん仕上がってきました。しかし製茶して数日後には、その渋味は消え、まろやかになり、お届けさせて頂ける新茶となりました。目に見えないところにも寒波の影響があり、渋味は寒さというストレスが育んだ自然な特徴であったのではないかと考えております。
今年の新茶は、当初『新茶のご案内』で書かせていただいたような甘さは少ない傾向となりましたが、地(ぢ)の風味があり、引締まった重みを体で感じるようなお茶に仕上がりました。今年の新茶を飲み続けてみると、当園で40か所以上に点在する茶園の中で、土壌中のミネラル含有量の高い茶園で収穫したお茶と同じような特徴を感じます。今年の気候が育てた2018年の新茶を楽しんで頂くことが出来れば幸いです。どうぞ今季もよろしくお願いいたします。
新茶のご案内では、「冬が寒かった年は、甘い新茶ができる」のではないかとお伝えしておりましたが、つくってみると、ここ数年の新茶と比較して甘味の少ない新茶が出来ました。実際には、寒さに耐えるために(茶の木が凍らないために)甘味となる成分は使われてしまったのではないかと考えられます。甘味の含有量が少ない反面、茶樹のストレス反応などから、例年感じられなかったような成分が増加して、それが今年の新茶の特徴となっているように思います。
「冬が寒かった年は、香りに特徴ある新茶ができる」という表現が適切であったと考えております。(岩田 文明)
新茶のご案内ができました。今年は、昨年より1週間ほど早いペースで生育しています。40か所以上に点在している茶園の中で、まずは『早生品種の「さえみどり」「さやまかおり」』から始まります。
『2018年新茶のご案内』が出来ました。今季も、よろしくお願い致します(岩田文明)
さえみどり(宮山茶園)
やぶきた(宮山茶園)
今年の冬は寒かったですが、桜の花が咲くとともに、お茶の新芽も膨らんできました。
新芽の生長とともに、気持ちも高まり始めています。(岩田文明)
早生品種「さえみどり」の新芽。宮山茶園
新年、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い致します。
月ヶ瀬健康茶園(屋号)は1984年から農薬・化学肥料を使わないお茶づくりに取組んできましたが、昨年(2017年9月29日)月ヶ瀬健康茶園株式会社として心新たに業務を開始致しました。地域にて栽培・加工まで、一貫して取組むことが出来る茶業だからこそ、社会において、茶園環境づくりの段階から果たす大切な役割があるのだと強く感じてきたことから法人化しました。今年も、チーム岩田全員で力を合わせ、精一杯、取組んでまいります。(岩田文明)
宮山茶園から、初日の出を望む(2018年1月1日)
今年も、樹齢の高いナラの大木が、地域のあちこちで枯れ始めています。長年、茶園の南側で、太陽を遮っていたナラの大木も、ついに枯れ始めました。今後、風が強い日や大雨の時に、枯れた枝や幹が、道路に落ちてくることもあると思うので、充分な対策が必要です。(岩田文明)
日陰の原因となっていた、ナラの大木。枯れ始めました。
新茶のご案内が完成しました。今年は5月10日過ぎ早生の「さえみどり」から始まり、5月後半の「べにほまれ」や極晩生の「やまとみどり」まで、15~20日間、収穫・製茶を行う予定です。詳しくは、こちら(2017新茶のご案内)をご覧ください。(岩田文明)
あけましておめでとうございます。今年も、地域の自然の力がお茶を育ててくれるような茶園環境づくりに、チーム岩田全員で力を合わせ、精一杯、取組んでまいります。
2017年は当園にとって、茶山に初めて種を蒔き始める、「実生茶園づくり元年」となります。新たな取組みを開始することで、これまで継続してきたお茶づくりを、より活性化できるよう、導いていきたいと考えております。今年もよろしくお願い致します(岩田文明)
宮山茶園からみた初日の出(2017年1月1日)。遠くに連なる山並みの右側に見えるのは「伊賀富士」。
月ヶ瀬健康茶園では 番茶の収穫が始まってます。
私の実家は 愛媛県西予市 みかんどころです。
みかんジュースとともに 弟が手伝いに来てくれました。
繊細に収穫を進めた 一番茶に比べ
番茶の収穫は 力が勝負です。
岡野光川ペアが ゴンゴン刈り進めます。
一番茶の 3倍以上もある大きな茶刈袋を
1コ、2コ… 4コ!! 今年の若手は 力持ちです。
像のお尻のように 軽トラックに積み上げた 番茶を
製茶工場に運びます。
あまりのスピードに
今年は製茶工場が間に合いません。
工場の入り口には 山のような”番茶” です。
猫の手も借りたい この季節 愛媛からの助っ人
このおかえしは 猫の手も借りたい12月 明浜に向かいます。
暑い日の 休憩おやつは
シーズンパック みかんジュース100%の シャーベット おいしーい!!
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