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2014/5/28 新茶のご注文をありがとうございました。

ご予約いただいた新茶の出荷が、5/28から始まりました。春摘みの紅茶は6/3から始まっております。

いつも新茶納品の時に書かせていただいているおたよりです。

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新茶お届けさせて頂きます。

今春は、霜の心配される日がありながらも、備えてある防霜扇などにより、大きな被害もなく収穫を迎えました。今年は、特に「有機一番摘み月ヶ瀬煎茶」・「有機紅茶月ヶ瀬春摘み」は当園らしい、体にすうっと入っていくようなより自然な味・香りに仕上がってきております。これは地域循環の圃場へのとりくみの傾向が出てきているように思います。何カ所に分かれる畑の中の「有機一番摘み月ヶ瀬煎茶」専用のお茶はどの畑もばらつきが無くよい感じに仕上がっています。

一方で、ここ数年、耕作放棄などで請け負ってきた畑の中で新たに有機認証を取得した圃場の収穫も始まりました。仕上がったお茶は農薬も化学肥料も使ってはおりませんが、いましばらく当園の味になるまで別の煎茶として卸などで出荷して行きます。

今回、圃場が増えていくなかで分かってきたことは、野菜などとは異なり、樹木であるお茶は、その味まで圃場の環境が反映されるのには、年月がかかるのだということです。農薬化学肥料の影響だけでなく、圃場への取り組みがきちんとお茶にでてくるのには思っている以上に時間がかかるものでした。

またご案内は秋口になりますが、茶山で“萎凋”の技術を活かしたお茶を本格的に作っております。すでにいくつか仕上がっておりますが、茶の木が茶の木らしく育つ上で放つ香りの個性に、大和高原に残る昔ながらの茶山が宝のように思えてきました。月ヶ瀬健康茶園では、大和の香るお茶をこれからも継続的に作り続けます。

最後に、新芽を収穫しながら、茶畑や農道、茶園の周辺で特定の昆虫が大量に発生している様子がとても気にかかりました。長年この土地で経験のある両親も、時代とともに変わっていく天候の変動に異変を感じないではいられません。新茶案内の中で、二番茶を収穫しない等の方向性をお伝えさせていただきましたが、気候に直結しているこのお茶づくりを、常に観察し茶栽培をつづけていきたいと思っております。今期もよろしくお願いいたします。

           2014/5/28

月ヶ瀬健康茶園 岩田文明

 

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