月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

茶-ルズ 秋の茶摘み 始まりました。

10/8 から

茶―ルズ とともに 茶摘みを始めました。

今年は この手摘みの茶葉で

紅茶と本格的にウーロン茶を作ります。

ここ数日晴れが続いて

手摘み日和になりますように。

目の前 野生の鹿です!! 

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研修生 岩本耕平君の 報告文から

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8時頃草括りをしていると、近くでがさがさと音がし美代さんかな?と、

振り向いてみるとなんと若い鹿でした。

とても驚き見ていると、鹿は怖がる様子もなく、こんなに近くでポーズもとってくれました!

月ヶ瀬ならではの光景なのかなと思いつつ、和みながら仕事に取り組むことができました。 岩本

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聞き取りから

耕平君と鹿の距離は おおよそ 1メートルちょっと

かなり長い時間 耕平君の横にいたそうです。

ポケットから携帯を出す間も大きな動きもなく横にいたのだそうです。

こんなに近くに来るのは ホントウに めずらしいのです。

 

月ヶ瀬は、少し距離がありますが

鹿で有名な奈良の 若草山の 裏手になります。

 

先日茶摘みイベントで 「獲得品」として

持ち帰った 鹿のツノ の記憶もまだ新しいかと思いますが

草刈りをしていると

その中に ポロっととれたような鹿のつのが転がっていることが

年に数回あります。

 

この季節は これもまた 茶摘みイベントの 「獲得品」となった

栗の畑に 鹿たちはやってきます。

食べごろになった栗は

人間と 鹿と イノシシ の争奪戦になるのです。

今のところ 雨にも風にも負けず栗の収穫に毎日足を運んでくれている 岩田文祥(人間)の勝ち!!

 

運動会(小中地域合同運動会)でも 栗小豆おこわになりました。

イベントで『獲得』してくださった方 お味はいかがでしたか??

 

 

9/29 手摘みイベントの新芽を紅茶に加工する

2014 手摘みイベント に参加してくださった方

みなさま方 へ

今年の イベントで手摘みした 紅茶を加工した ご報告です。

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今回2か所の茶園で一芯二葉で摘んだ2種類の新芽を、別々に加工しました。

ジョノクチ在来は開拓して以来、初めてお茶に加工するので、

どのような香りが発揚するのか、

ずっと前から個人的にもとても楽しみにしていました。

 

●午前の部

「山ノ下茶園」「べにふうき」

新芽の特徴:落ち葉や枝チップだけを施し、

月ヶ瀬の自然のリズムでゆっくりと育ち、

水分量が少ない節間の短いタイプ。

加工の方針:厳しい環境で負荷がかかりながら育った新芽なので、

萎凋を進めギリギリまで水分を抜いて、

ストレスがかかりながらゆっくりと発酵できるようにする。

茶はストレスがかかることによって、

特殊な香気が発揚することがあるため、

製造面でも新芽にストレスがかかるよう工夫してみました。

仕上った結果:「べにふうき」の特徴に加えて、

繊細ではありますが抜けるような複雑な繊細な心地よい香りが発揚しました。

 

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萎凋を強めに進めた「べにふうき」

 

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棚乾燥機で、乾燥を終えた状態

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●午後の部

「ジョノクチ茶園」「在来種」

新芽の特徴:ジャングル茶園を開拓した後、勢いよく伸び、

水分量が多い節間が長いタイプ。

加工の方針:比較的水分量が多いので、

発酵が順調に進むことが見込めるため、基本に徹底した加工をおこなう。

仕上った結果:緑茶系の甘いスーとした香気が発揚した所で発酵を止めました。

在来種ならではのソフトで立体感ある余韻も感じられます。

 

●比べてみよう 

今回、同じ日につくった二種類の紅茶の楽しみ方。お茶は、比べることで楽しみ方が広がります

①緑茶系「在来」と紅茶品種「べにふうき」の違い

②在来種とクローナル(品種)の違い

③ストレスがかかりながら育った新芽と、そうでない新芽

 

などなど・・・・、どちらの紅茶も、新芽を破砕せずに加工しています。

茶器の中で茶葉が開くと、摘んだ時の状態、一芯二葉がよく分かります。

初めての方も、毎年参加して下さっている方にも、

きっと楽しんで頂けることと思います。

皆の力で作り上げたオリジナル紅茶のお届けまで、今しばらくお待ちください。

 

 

 

摘みました!! 2014手摘みイベント

秋晴れの空の下

2014手摘みイベント 手摘み部門 完了いたしました。

大阪・京都・奈良・三重・愛知  から

たくさんのご参加ありがとうございました。

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午前中は

山ノ下の畑のべにふうきを手摘みしました。

摘みかごの中から、時間とともに香ってくるべにふうきの香りに

「いー香り!!」

あちこちでカゴに顔を近づけて香りに酔いしれている方 多数

昨日も一日まっ晴れだったので、茶葉の水分量が少ないので

本当にあちこちから香ってまいりました。

 

新芽の様子から 「2kgくらいかなぁ」と話していた私たちの予測を大きく上回りました。

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計量前に突然、「茶葉の重量当てクイズ~~!!」

「一番近かった方には、栗と鹿のツノがプレゼントされまーーす」

「ええつ!?」

驚いたのはチーム岩田一同 実は全く予定になかったことだったのです。

クイズ大好き 岩田文祥 突然の発案に 手に汗を握る盛り上がり…

”栗”で盛り上がる女性陣

”鹿のツノ”で盛り上がる子供たち

「オレ、ずっと鹿のツノほしかったんやで、だって高いやもん」

小学1年生の男の子の発言に 一体どこで値段を見たのかと 話題が広がります。

 

予想外の重量に 該当者なし 勝負は 午後の部に持ち越されました。

 

お昼です。

一番景色のよい 長引・宮山 の頂上でお弁当です。

 

昨年の秋の喫茶イベントに参加された方に

「この季節のこの風景もきれいですね」

と言われ うれしく この風景を持つ ”月ヶ瀬” を誇らしく思いました。

ほめてくださって ありがとうございました。

 

休憩をはさんで

今度は 長引・ジョノクチ 「天空の茶園」の 在来のお茶を摘みました。

 

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暑い中 ワイルドな 在来の畑での茶摘みです。

目もなれてきて どんどん 摘んでいきます。

いざ計量です。

短い時間に 山盛り 摘んだと思ったのですが…

重さ的には、思った以上に伸びませんでした。

 

さて、持ち越しになった 計量当てクイズ!!どうなりましたかというと

当たった方がいなくって

じゃんけんに持ち越しになりました。

 

じゃんけんは 子供から大人まで じゃんけんできる人 全員参加です。

 

栗 2点 鹿のツノ 1点 の商品が準備されました。

勝者 3名 、一番の方から商品を選びます。

一番目の方 「 栗 !! 」

二番目は5歳の男の子 「 こっち !!」 「あ~ぁ…」お母さんの声

拍手喝さいと みんなの笑い声 うれしそうに野生の鹿のツノを手にしていました。

三番目の方「栗が残るとは思わなかった」

おもわぬところでもりあがって

お別れの時間となりました。

 

「今日摘んでいただいたお茶をこれから 萎凋 させて

最高の状態で 明日 紅茶に仕上げます。 どうぞ楽しみにしてください。」

「また来年も 手摘みイベントは やり続けます。

どうぞまたきてください。」

 

 

 

 

 

 

 

 

本日 手摘みイベント2014 開催!!

おはようございます。

本日、月ヶ瀬は快晴!!

今の時間はまだ肌寒いですが、日中の日差しはきつくなりそうです。

参加者の皆さま、日よけの対策をしっかりお願いいたします。

 

電車でいらっしゃる方 駅にてお待ちしております。

車でいらっしゃる方 お気をつけていらしてください。

 

本日 お会いできるのを楽しみにお待ちしております。

 

 

月ヶ瀬健康茶園 チーム岩田 一同

 

2014手摘みイベント 9/27 受付終了間近です!! 

今年の手摘みイベントの締め切り間近です。

人数的には、現時点であと3名ほど空きがあります。

 

2013 手摘みイベント 茶摘み風景

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今年は平日の日程での茶摘みイベントの計画がなくて申し訳ございませんでした。

イベントの詳細は  ★こちら★

 

 

 

8/19 地産地消の宴 写真集

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つり班 小学4年生組

 

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鶏解体班 いのちいただきます合唱

 

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釣り班 早朝4:00~始動 釣ってつって釣りまくる…

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ザリガニ釣り班

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調理班 北城組

 

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盛り上がりました。

 

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2014年 無事 終了!

 

 

 

8/19 第二回地産地消の宴 準備編

  今年のテーマは つり!!

準備はお茶が終わるとすぐから始まりました。

夕方 少しでも時間が空くと

つりざおを持って出動

文明が子供のころ ギギをつりまくっていたエリアに姿はなく

川上へと探索の手は伸びます。

前日まで ギギには出会えずじまい。

前日の夕方

チーム岩田では、車で40分ほど上流まで釣りに出かけました。

途中で少し雨が降ったおかげで、

淵のほうで20センチ級のカワムツが4匹をはじめ型の良いのが15匹ほど釣れました。

今回、チーム内で宴にむけて役割分担があるものの、

捕獲から調理、食べることまですべての工程を一貫してかかわることも大切な目的です。

川釣りが初めてだったという岡野、道免も、幸先よくしっかり釣りました。

 

川釣り班結成

当日、釣り班は朝4時起きで、まず「天ぷら」「甘露煮」用の小魚を確保しに出かけました。

次はブルーギル釣り。ギギは断念してブルーギルこと「川ギス」に変更。

元は食用として輸入された「外来魚」。外来魚でも 地産地消です。

北城さんはブルーギルのことを「川ギス」とまで言われてますが、

まるで鎧兜をかぶったように硬く、見た目は美味しそうではありません。

ブルーギルが釣るのが難しい魚であれば、もっと高級感も出るだろうけど、

これは入れ食い状態(餌を入れた瞬間に釣れる)です。

みんなで協力しながら、ひたすら2時間釣り続けて終了。

釣った「川ギス」は約80匹

 

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帰宅後、すぐに下処理をしました。

「三枚にさばいて準備してこそ、はじめて川ギスになる」というのが、北城さんの真意でした。

なるほど、バットの中は立派な川ギスです。

高級食材となった「川ギス」は、

粗は「火鍋のだし」、三枚おろしは「フライ」「焼き魚」へと、余すところはありません。

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その他、当日は鶏の解体班、ザリガニ釣り班、茶園の蜂の巣や雑草(スベリヒユなど)採り班、

チーム岩田の自給用菜園収穫班など、大人も子供もみんなで分担して力を合わせながら食材確保

おかげで、豪華な料理が揃い、どれもこれも美味しいものばかりでした。

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その中でも、とくに好評だったのは「川ギスの天ぷら」でした。

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子供たちも絶賛

このイベントにやや腰が引けている ルナ・丸山も

子供につられて一口「すっっごーい おいしいやん」「なにこれ」

夜は、いろいろ食べて、たくさん話して、よく酔いました。

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「素材をつくり(発掘して)、磨き、その価値は自分たちの力で高めていく…」

「地域で自立していくということ…」「等々…」。

地産地消の宴で月ヶ瀬に集まった方々から、

そしてブルーギルをはじめ自然から大切なことを学ばせて頂いたと感じています。ありがとうございました。

第三回 地産地消の宴の打ち合わせも聞こえ始めました。

 

8/19 第二回 地産地消の宴 はじめに

お茶も一段落して、

今日は楽しみにしていた夏休みの一大イベント

「地産地消の宴」の開催日。

チーム岩田では前日の夕方から研修として活動します。

「地産地消の宴」とは名前のとおり

地域内で自分達で採取、捕獲、栽培・収穫した食材を活かして

美味しい料理をつくり、

みんなで楽しむという宴です。

メンバーは

本日の料理長でもあり長野でお茶の販売をされている北城さん、

喜喜茶の末松さん一家、

月ヶ瀬で陶芸用の粘土の販売をしている西浦さん親子、

はちまつ養蜂農場の松本さんご夫婦、

そしてチーム岩田とチーム岩田+

この宴開催のきっかけは、

昨年、月ヶ瀬健康茶園は北城さんに案内してもらい

中国雲南省に行きました。

内陸部の交通の便がよくないその土地の料理は、

その素材すべてがその近くでとれたもの

びっくりするほど美味しくて、

何よりも、料理のピントが合っている

農家の庭先に放たれていたニワトリの卵のおいしさに

一同衝撃をうける

自分たちが生活を営んでいる地域で、その近隣で、

その季節に採れた(獲れた)食材のみで料理をいただく

それが美味しさのキーワードのひとつではないかと

一つの仮説がたちました。

月ヶ瀬で自然に飼ったニワトリの卵を食べよう!!

雲南から帰ったメンバーの最大の願いはこれでした。

しかしながら、この野望は、

・キツネやアライグマなどの動物がいる

・お茶の加工場がある

・以前鳥カゴでニワトリを飼ったときに餌をやり忘れたことがある

などなどの理由から 反対を受け いまだ実現せず

月ヶ瀬であの感動を再現したい!!

また当茶園では地域に育つ自然の草木を茶園に施す、

いわゆる「肥料の地産地消・身土不二・一物一体というお茶づくり」を主体としているため、

この感覚をスタッフ全員が食べる観点からも学びたいというものです。

実は今回は第2回!!

この 「地産地消の宴」 実は今回二回目

昨年は どじょう サワガニ しし肉 地鶏 でもりあがり

今年は「ギギ」を食べたい…ということで

つり部隊を結成して臨んだ 第2回

引き続きブログに書かせていただきます!!

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8/20 菜園畑のこと

梅が谷と呼ばれる茶畑の一角には、小さな野菜畑があります。
ここは、「自分たちが食べるものは、できるだけ自分たちの手でつくりたい。」

という思いからスタートした、チーム岩田の自給用菜園です。

月ヶ瀬健康茶園の栽培基準(農薬・化学肥料・動物性肥料を使わない)に沿って、

3年程前から数種類の野菜をつくっています。

今は、トマト、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、なす、ししとう、オクラ、

空芯菜、落花生、インゲン、大豆、スイカ、ごぼうなどが点々と育っています。

こう挙げるといかにも充実した菜園のようですが、

現状は、来る日も来る日も口に入るのはトマト、

きゅうりのオンパレードだったり、

やっと実った野菜は手のひらにのるくらいの収穫量しかなかったりと、

まだまだ偏りのある自給野菜。

そして、たとえ小さな菜園でも、避けては通れないのが鳥獣の被害。

「ちょっとくらいいいかな」と悠長にかまえていると、

数日後には全滅だったなんていう痛い目にあいます。

今年は里芋がアライグマによって見事に食べつくされました。

今までで獣害対策らしきものは

「電柵もどき(電気が通っていない柵)」くらいしかしていませんでしたが、

今季は畑の周りをぐるりとネットで囲み、

トマトのまわりには防鳥テープなるものをはってみたりと

少しずつ改良を加えています。


畑の土づくりもまだまだこれからで、

試行錯誤しながら、失敗しながらの野菜づくり。

それでも一年一年、食べられる野菜が増えていくのはうれしものです。

次はお米か、そして果樹も!と、先走る欲求をぐっとおさえて、

まずは目前の秋冬野菜の準備を。

ささやかな挑戦はつづきます。

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