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ご報告 2014年のお茶 岩田文明

710日 今日は雨降りのため、今年の一番茶のティスティングと土壌分析結果から、今年の傾向の確認と、来年に向けて、チーム内での勉強会をしました。

 

一回目は、5か所の茶園からつくった通常の煎茶の飲み比べ

・今年は、同じ品種の「やぶきた」で、隣どうしの茶園でも、特徴の違いがはっきりと出ていたので、品質よく育ったと感じました。

・梅が谷茶園の1区画で、昨年の秋から椎茸の廃原木のみを施すると決めた専用茶園では、まだその成果は製品となったお茶には出ていないように感じました。来年、椎茸の朽ちた原木から育つ甘い煎茶が出来ることを楽しみにします。

 

 

二回目は、5か所の茶園からつくった萎凋香煎茶の飲み比べ

・「さえみどり」萎凋香…バニラのような芳香と桃のような香味の後口

・「やまとみどり在来」萎凋香…穏やかに続く甘い香り。

・「やぶきた在来」萎凋香…甘いトップの強い香り。

・「在来」萎凋香…凍頂ウーロンのような中国系の香りが、体に吸い込まれていくような余韻。

・「やぶきた」萎凋香…口のなかに広がるフラワリーな上品さを感じる香味

 

それぞれの茶園毎に、明らかに特徴が異なる香気と味が出ていることを確認できました。

出来立てのため、まだツンツンとした若々しい風味があるため、まろやかになるまでしばらく冷蔵庫で熟成します。ひと夏こして、9月頃、もういちどティスティングしてから、香りの違いを楽しめる萎凋香煎茶としてデビュー予定です。

 

三回目は、6か所の茶園の緑茶品種からつくった紅茶の飲み比べ

・「さやまかおり」…柑橘系を感じる風味

・「やまとみどり在来」…ウッディ―な蜜系の穏やかな香味

・「在来1」…清々とした立体感のある若々しい風味

・「在来2」…甘く若々しい立体感のある風味

・「やぶきた」…バナナのようなフルーティーな香味

・「さやまみどり」…白ブドウのような香味

 

品種の特徴の違いがはっきりと出ていることが確認できました。

在来種は、立体感があるように感じました。

 

四回目は、5か所の茶園の主に紅茶品種からつくった紅茶の飲み比べ

・べにふうき…強くインパクトある「べにふうき」らしい体に残る香りと渋味、

・べにひかり…清涼感のある爽やかなメンソール系の香り。体に入ると、すっと消えていくような香味。

・べにほまれ…穏やかで上品さのある花香

 

紅茶品種の特徴の違いがはっきりと感じました。

 

 

 

●「やまとみどり在来」は、「普通煎茶」、「萎凋香煎茶」、「紅茶」、どの種類のお茶に製茶するのが適しているのか検討していますが、旨味成分が少なく、カテキンが比較的多く、葉が小さく厚い特性があること等から、「普通煎茶」より、萎凋をしてからつくる「紅茶」「萎凋煎茶」が向いているのではないかと考えています。

 

●紅茶品種は、定植して6~8年が経ち、少しずつ品質が安定してきました。。しかし樹齢が30100年の緑茶品種からつくる紅茶は落ち着きがあるのに比べて、紅茶品種はまだまだ幼木のため、やんちゃな尖がったような特徴があるように感じます。落ち葉や草などを施し、土をつくり、地中の根量を増やし、茶樹が土の中のミネラルをしっかりと吸収できるような茶園環境を、引き続きつくっていきます。

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2014年のお茶 試飲会議

7/10 (木)

今日は 台風の影響で 終日雨模様

2014年のお茶を チーム岩田で 試飲(ティスティング)です。

 

飲み・香ることによって

各圃場の土の状態や茶樹の状態

収穫した時の状況 加工方法の適性や 製茶工程タイミングの確認

 

さらに飲み込むことで

そのお茶の味や香りを

飲んでくれる人たちが イメージできるような 表現をみんなで確認します。

 

「サロンパスの香り」という 文明の表現よりも

「清涼感ある鼻に抜けるメンソールの香り」という ルナのお茶の方がいい感じがしますよね。

 

この日の試飲会議は

午前8時40分から お昼休みをはさんで 5時過ぎまで続きました。

お茶でおなかが一杯です。

 

今年のお茶

煎茶 紅茶 萎凋香 ともに “香り”がとてもいいです。

そしてどのお茶も 2煎目以降が とくにいいです。

 

試飲中の 感覚全開の

言いたい放題語録

※ 最終的には適切な表現にまとめて 後日 お茶のご案内とさせていただきます。

 ●さえみどり 萎凋香煎茶

「乳香でてる」「乳香って何?」「ミルクのにおいです。」

「二煎目 すごい 香りはっきりしてきた。」「あっ これなに 桃の香りやン」「ミルクが桃に変わった…残香もも」

 

●やぶきた 紅茶

「やぶきたのいやなとこでてないね」「のみやすい」「柑橘系のにおい出てるね」「出てる出てる」「でもこれ萎凋の時めっちゃバナナだったですよ」

「えっつ バナナ いまわわからんなぁ」「発酵の時はどんなにおい」「柑橘でした」「畑は??」「砂系で おちば結構入ってますよ」

「バナナ かなぁ でも清涼感あるよ」「清涼感って落ち葉関係あるん??」「バナナってこれまでどうだった?」「ときどきあった 出たとこ調べてみな」

 

●さやまみどり 紅茶

「これめっちゃええやん」「春摘み紅茶 さやまみどりバージョンやな」「メンソール入ってない紅茶品種でないのに…」

「今年全般的にメンソールとまではいかないけど清涼感はでてるとおもう。すーっとした感じ」

「これね萎凋の時からずっと紅茶を加工する間 ばりばり はちみつのにおいしてましたよ」「えっ蜜香って事??」

「これな 白ブドウもあるで」「入れてるのは落ち葉やなあ」「関係あるかも」「二煎目 めっちゃ白ブドウでてきた」「ほんまや」「ちょっと別格」

「これって熟成したらさらに良くなるで」

 

●やぶきた 煎茶

「すごいおいしくない??」「すっきりしてすごくいい」「二煎目 ええやん」「これは 一番摘み月ヶ瀬煎茶で出荷しているぶん」

「かおりもいい」「すごくいい」「三煎めおいしい」

 

・べにふうき 紅茶

「すごいね」「メンソール出てるね」「これメンソールとは違うで」「す――ッとしてるやん あっ でもちがうな べにひかりとは違うな」

「なんやったっけ これ何の香り 岡野君なんやったっけ 知ってるよなこの香り」「なんでしたっけ」「しってるこの感じ」「あっつ ナッツや」

「胡桃とかピーカンナッツの皮の味 ナッツ系の抜けるようなすっとした香り」「むかし All about の桑原さんが来られた時 豆系 ナッツ系っておっしゃってましたよね」

http://allabout.co.jp/gm/gc/384789/

 

 

 

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6/29 東ティモール

昨年の夏 縁あって アジアの高校生が集う アジア・ユースサミット の

フィールド研修の受け入れをさせていただいたことがあります。

その時に知り合った方から

東ティモールのコーヒー生産者の方たちの茶園訪問のお話をいただきました。

 

すっかり夏の日差しの 茶山を回って 話をします。

話のやり取りの中に 月ヶ瀬と 東ティモールの話が行き交い、

土の話 樹木の話になってくると 気候風土は全く違うけれど

そんなに遠くないフィールドの話でした。

 

・在来種のコーヒーの話

・森の中のコーヒーの畑

・あかいあかい粘土の土

東ティモールのコーヒー園は 胸が躍る 話題の連続でした。

 

自分が持ってないものをすごいと思いがちだけれど

あたりまえのように それぞれの地に昔からあるもの価値を理解し 進化させ

次世代にきちんと残していけるような 生業でありたいと改めて思いました。

 

そして、農業にとどまらず、土壌であるとか、自然循環であるとか、環境のことであるとか

幅広い単語を、通訳して私たちをつなげてくださった通訳の方の、言葉の力に感謝いたします。

 

みなさま 月ヶ瀬まで来てくださってありがとうございました。

素晴らしい機会に感謝いたします。

 

http://timorleste.exblog.jp/22908632/

● ↑ 今回のことをブログに書いてくださいました。

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今年のお茶 2014

番茶も終わりひと段落つきました。

たくさんの番茶のタテ(番茶を20kg入れて保管する袋)を保管倉庫へ運んだり

工場の中の山のような茶ぼこり(お茶を製茶する時に出てくる粉)を掃除したり

このところ忙しくって後回しになっていた 月ヶ瀬健康茶園 菜園畑 の手入れと収穫

そして、仕上がった2014年のお茶の確認です。

 

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今年、2014年は

いつもお届けしているお茶に加え ここ数年試作していたお茶が 本格的にデビューです。

圃場ごとに、その特性を生かしきるように 仕上げたお茶を 分類しました。

 

近いうちに 『飲み込み』の作業をします。

飲み込みの作業は 味を確認する”試飲”をしたうえで

・何煎のめるか

・体にどのくらいはいっていくか

・時間による香気の変化

をみていくどっぷり 茶を飲む作業になります。

 

お茶をしっかりお届けするためですが、

自分たちが納得理解するための作業でもあります。

 

本格的デビューは 秋の予定です。

 

 

 

7/3 今年の番茶

   長引馬  やまとみどり在来

今年の番茶の香気か、どうなのか、早く確認したくて、少し焙じてみました。

透明感のある明るい水色、すっきりとした抜けるような甘い香味があり、出来は上々でした。

本来、おいてから焙じたほうがよい香気となるので、しばらくしてから、出荷直前に、焙じていきます。

 

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7/2 番茶の収穫が終わりました。 

長引宮山  やぶきた

今年も、怪我もなく番茶の収穫を終えることができました。

 

これからは、どんどん伸びてくる雑草との闘いです。

昨年からの落ち葉、萱などで準備は万端 ですが

それでもたくましい 草は 伸びてくるのです。

 

もうひとつは 刈り落としの作業

今年の春から当園で管理を始めたピッカピカの1年生。真ん中には大きな岩が!

これから 有機JASを取得し、当園のお茶の味になるまでの数年間

収穫をせず 管理だけをしていく畑です。

今日は今年に入って一度も刈っていない長く伸びた枝をキレイに刈ってあげました。スッキリです☆DCIM0819

 

beforeを撮り忘れたので比較はできませんが、2回回らないといけないほど長く伸びていました。畝間には刈った葉っぱがたくさん!

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