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1/20 寒茶づくり

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初めて「寒茶」づくりに挑戦しました。

 

茶園見学に来て下さった方と、茶を飲みながら

「寒茶づくりしませんか??」という話になった。

 

本日曇り空、お日様が出ないと日中とはいえ

とっても寒い みなさま 完全防寒対策をして来てくれました。

 

実は「寒茶」とは何か… と調べるところから始まりました。

「寒茶」という言葉は知っていたものの

どうやって作るのか…というところから始まりました。

 

以下 文明レポートです。

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寒茶とは厳寒期に収穫して製茶するということが、どこの地域にも共通していることですが、

「蒸してから、揉んで天日に干すか、揉まないで天日に干す」か、

地域によっていろいろな製茶方法があるようです。

 

いっぽう月ヶ瀬では、60年以上も昔、

5月に新茶を収穫した後の下側の番茶を「家庭用の飲み茶」として

6月に手づくりで「赤番」という番茶を作っていた話を、

以前、親戚のおじさんから聞いたことがありました。

それを教えてもらいながらつくってみたいと思っていたこともあり、

今回は月ヶ瀬の「寒茶&赤番」づくりに挑戦しました。

 

そして厳寒期の番茶をいくつか飲み比べたくて、5種類のお茶を摘みました。

・「山に残っている在来の茶樹」

・「べにひかりの放任茶園」

・「やまとみどり在来の自然仕立て」

・「はつみどりの自然仕立て」

・「在来茶園」

 

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1.番茶を摘む

2.薪で炊いた湯の蒸気で、番茶を充分に蒸す

3.熱いうちに手で揉む

4.天日で充分に干す

5.昔は、焙じて飲んでいたそうです。

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つくりながら感じたこと

・厳寒期の番茶は5種類とも、香り、かじった時の甘さ、色、手触り(揉み心地)、様々でした。

・ビオワインを飲み比べた時、品種の特徴が違いが大きく、

ワインそのものの質を知るには分かりにくい点がありました。

しかしお茶の場合、品種の特徴は、成分が豊富な新芽でつくることで、

その違いが判りやすくなります。

いっぽうで繊維が多く品種の特徴の違いが判りにく番茶どうしを比較してみることで、

その場所で育つ茶樹の品質そのものを知ることが出来るのではないかと思いました

 

比較、試飲が楽しみです。

・葉をかじっただけですが、耐冬性を高めている時期なので、

秋番茶に比べて、糖のような甘さが感じられました。

とくに耐寒性の強い「やまとみどり」在来は、甘さを強く感じました。

もっとも耐冬性が高まり、かつ枝葉の栄養を使って新芽が萌芽する迄の時期に、

番茶を採ることに寒茶の意味があるのだと思います。

 

現在、天日で干しています。

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【レポート】 11月23日24日 自転車で、木津川を下り 桂川を上り 京都 嵐山に行く

自転車で、木津川を下り 桂川を上り 京都 嵐山に行く

 

自転車で、木津川を下り、途中から桂川を上って京都に行く。

9月には自転車で、木津川そして淀川を下って大阪湾に行きましたが、

今回は岩田文明、岩本耕平(研修生)、文月(小4)、仁一君(チーム岩田+メンバーの息子 小4)、文地(小2)の5名で、木津川を下り、淀川の合流地点から桂川を上って、京都(嵐山)往復コースに挑戦しました。

川の堤防沿いに自転車専用道路があるのですが、京田辺や八幡あたりの玉露園は、昔から洪水の度に堆積してきた河川敷の平らな肥えた土壌に、茶の木は植えられているため、堤防の内側にも、多くの茶園が広がっています。自転車をこぎ、このような風景をみながら、山の斜面に肥料分が停滞しないよう昔はわざわざ縦畝に植えられていた月ヶ瀬の茶園とは、まったく正反対の立地条件であることを改めて実感しました。このような月ヶ瀬とは対照的な立地条件の茶園をみると、月ヶ瀬の立地条件を活かしたお茶づくりを、どのようにしていけば良いか、はっきりと再確認できた二日間でもありました。

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出発地点(木津川市)で、頑張るぞ 出発は前回の大阪行きと同じ場所からです

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京都(嵐山)に到着

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宿泊 宇多野ユースホステル

 

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ゴール地点で疲れたバージョン

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ゴール地点で達成感いっぱいバージョン

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木津川の堤防沿いに広がる玉露茶園

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途中の公園で遊んだり、昼休憩の時は河川敷に生えている葛の太いツルを引っ張り出してきて大縄跳びをしたりしながら、二日間があっという間に過ぎて、無事、帰還しました。

 

【レポート】 9月14日15日 自転車で、川を下り海にいく

お茶のことを考えるときは お茶のそばにいるときだけではありません。

お茶から離れていても 休みの日でも

自分の周りの何かから 「なるほどそうだったのか」というのが出てきます。

そんな時 ライフワークとしての茶業だなあとしみじみ思います。

まったくお茶とは関係ないような日々のことの レポート です。

自転車で、川を下り海にいく         岩田文明 DSC_0497

 大阪で会社員をしていた20歳代の頃から、淀川に架かる大きな橋を渡るたびに、いつも思っていたことがあります。
それは「上流の月ヶ瀬から大阪湾まで、船で川を下ってみたい」ということ。今回は、「船はちょっと難しいけど、堤防沿いのサイクリングロードを自転車で下ることならできるかも」ということで、二人の息子と3人で川を下る企画をたてました。また夏休みには、子供達と名張川の最上流に何度も釣りに行っていた経緯もあり、今度は川を下って海に出て、山と海を繋げてみたくなったという想いもあります。

 

そして、何より、昔は木津川を通じて、月ヶ瀬で出来たお茶は、船で下流の京都や大阪に運んだそうです。この木津川水系に沿って、周辺の山々に発達してきたのが、京都や奈良の茶産地であり、月ヶ瀬もそのひとつです。お茶という産物は、その水系沿いごとに特徴があるといっても過言でないほど、川と密接な関係があります。そんな訳で、いろいろな想いを膨らませながら、当日を迎えました。

 

計画していた91415日の天候は晴。おかげさまで暑いぐらいの絶好のサイクリング日和となりました。出発地点の木津川市は、月ヶ瀬から名張川を下り木津川に合流して、もう少し下流に進んだ所にあります。実は、木津川市から大阪湾まで、一部の数キロを除いて、自転車や歩行者用の整備された自転車専用道路で繋がっていたことに驚きました。

 

 車や電車で移動すると「場所」から「場所」へとワープするようなデジタル的な感覚ですが、自転車だと風景やその場所の音、匂い、雰囲気、そして肌で感じることなどが、少しずつ動きながら移り変わっていくというアナログ的な感覚が、とても新鮮に思いました。日常ではデジタル化が進み効率化が求められる現代社会だからこそ、アナログ的に過ごす特別な日もあって良いのではないかと改めて感じました。

 実際、釣りが好きな子供たちは、道中、釣っている方に、「(遠慮しがちに)何釣ってるんですか?」と何度か聞いていました。その中で、「コイが釣りたいねんけど、釣れるのはボラやねん」という場所がありました。それはアナログ的に活動したことによって、川(淡水)でもなく海(海水)でもない、その中間の汽水域を知ることが出来たのではないかと思いました。その他、干潮と満潮の時では、浮かんでいる船の屋根の見える位置が違う事や、川の水は上層で塩水は下層にあるので、それを考えて釣りたい魚を釣る事など、教えて頂きました。

 

二日目、水を買いにコンビニに行った時のことです。先頭を走っていた次男の文地は、入口の両扉が全開だったセブンイレブンに、自転車に乗ったまま入りかけたのです。思わず「自転車に乗ったままやで」と声をかけた頃には、自転車の前輪が少しお店に入っていましたが、ギリギリセーフでした。きっと長時間乗っていたせいで、自分の体と自転車が一体化していたのでしょう。思い出すと、可笑しくなります。

 

旅の中で、長男は「大きな波が出始めたのをみて、海に来たと感じた」と、次男は「大きな船が見え始めた時に、海に来たと感じた」と、そして僕は「潮の匂いがし始めた時に、海に来たな」と感じていました。

 

ゆっくりと川筋を辿っていくことで、人、人の暮らし、そして動物、植物、そして水も、大切ないろいろなものが川という線で繋がっていて、この淀川水系で生きている生命すべてが、同じ水を飲み、同じ水を使っているのだということが、よく分かりました。上流で農薬も化学肥料も使わない農業を営んでいくことの大切さ、健康なお茶と水(環境)をお届けしていくことの大切さを改めて実感した二日間でした。

 

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930分。文明。文月(小4)。文地(小2

・木津川市泉大橋を出発 木津川左岸の堤防沿いのサイクリングロードを走り始める。大阪湾まで約65㎞。

・京田辺付近で、秋晴れのもと、途中で水分補給

・八幡市御幸橋で記念撮影。このあたりで、宇治川と桂川と木津川が合流して、淀川になる。

・枚方市樟葉あたりで、弁当。午後も頑張るぞ、気合を入れる

・大阪市北区の毛馬水門あたりで休憩。

・宿は大阪市淀川区塚本で予約したため、十三大橋を渡って対岸へ。長い橋を渡ったことで、川幅が、ずいぶん広くなったことを感じました。太陽が少しずつ西に沈みかけます。

・ビジネスホテルに到着。ゆっくり休みます。

翌朝、8時30分出発。

・初めて都会を自転車で走る。信号の見方から、いろいろと勉強です

・伝法大橋で、再び左岸に渡る。ここまでくると、海の気配も感じられました

・大阪市此花区付近。海に向かって、一直線の広い自転車道路が続きます

・釣りをしている人をみかけて、見学&休憩

・ユニバーサルを左手に見ながら、この橋を渡れば、いよいよ終点の舞洲。

・目的地である舞洲に着きましたが、せっかくなので奥の行止まりになるまで行きました。

・魚を捕まえたり、カニを獲ったり、流れ着いたゴミ探索。

・昼前に、舞洲を出発。次に目指すはゴールの大阪城。

 

 

 

 

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