月ヶ瀬健康茶園

文明語る

手摘みの前に紅茶で手を浄めるということ

地域の産業である大和茶では、毎年、新茶の時期に大勢で手摘みをして、春日大社への献上茶をつくっています。その際、手に付着している臭いが、新芽に移らないように、手摘みの前には、緑茶の粉で、手を洗うのが慣習になっています。

そこでそれをヒントに、月ヶ瀬健康茶園で紅茶の手摘み前に、紅茶の粉(製造時に出るダスト)で、手を浄めることにしています。

 

お茶には、様々な効用・効果がありますが、これには「消臭」「皮膚や粘膜の健康維持」「抗菌」などの、目的があると考えています。

そして、皆で「美味しい紅茶をつくりたい」という気持ちを高めていくための、準備となることが何よりも大切だと思います。

 

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1.手を水で、すすぎ洗いする

 

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2.紅茶(粉)を手にまぶす

 

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3.紅茶(粉)を手によく擦り込む。

 

手を浄めること

紅茶(粉)で染まった手

 

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4.浄めた手で、手摘みを開始

2015年12月24日

月ヶ瀬健康茶園 岩田文明