月ヶ瀬健康茶園

文明語る

「木登り梯子」を初めて使って仕事をする

自然栽培・有機栽培のお茶づくりにおいて、「陽当たりが良い生育環境であること」が、大切な要素のひとつとなります。月ヶ瀬の山間に点在する茶園の中には、樹木の枝が覆ってきて、部分的に日照時間が極度に少なくなっている箇所がいくつかあります。このような日陰の原因となっている樹木の枝は、年々枝の生長とともに、定期的に切っていく作業が大切となります。そこで、今冬は「木登り梯子」を新たに購入して初めて使用するため、まずは真っ直ぐで規則性のある針葉樹に登って枝打ちを練習をして、技術が上がってきたら不規則な広葉樹の木に登る計画で作業を進めることにしました。

高所での作業は不慣れなので十分に注意する必要がありますが、専用の道具「木登り梯子」を活用することで「安全性」「機能性」「効率性」に優れ、良い仕事が出来たと実感しました。これまでは、杉の木近くだと、茶園にいても、まるで山の中にいるぐらい、うっそうとしていましたが、おかげさまで、明るくなり、風通しも良くなりました。茶樹が健康に育つ茶園環境となるよう、様々な角度から働きかけていきます。

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購入した「木登り梯子」

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杉の木に設置した「木登り梯子」

茶株の上に落ちた杉葉。除けるのに一苦労です。

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木に登り、地上8mの高さから、見下した「コクダシ4」の茶園

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