多田系インド雑種(明治初期、多田元 吉がインドから持ち帰った紅茶の種 子)の実生中から選抜され、1942年頃 までに優秀性が確認された紅茶用品種です。大きな葉に育つ「べにほま れ」ですが、奈良・月ヶ瀬の気候・風土を活かし浅めの発酵で仕上げまし
た。渋味のない、アッサム系の甘い香味が特徴です
奈良県では、1955~1970 年頃、紅茶工場の稼動とともに、「べにほ
まれ」が広く普及していました。日本産紅茶の輸出が盛んだった当時、 ロンドンの市場で「べにほまれ」の 品質が高く評価されたこともありまし たが、輸入自由化の影響で1971年、 紅茶工場は閉鎖され「べにほまれ」 はすべて緑茶品種に植え替えられま した。
11/20より発送させていただきます。
【出荷時期】通年
【対象茶園】べにほまれを植えている茶園