1984年から続く月ヶ瀬健康茶園の基本のお茶です。年間を通して安定して飲んでいただける いつものお茶です。
畝間に敷き詰めた草木の栄養を源に、月ヶ瀬の自然のリズムでゆっくりと育つことを意識してつくりました。春の訪れが遅く、寒暖差のある奈良・月ヶ瀬ならではの特徴を追究しています。「茶園ごとに異なる土質」を活かした合組(ブレンド)をすることで、素朴でありながらも立体感のある煎茶に仕上げました。
火入れはしておりません。
一番摘み新芽を収穫する直前に10日以上の間、茶株ごと寒冷紗で被覆して遮光栽培しました。光をさえぎることで、新芽が濃緑化してアミノ酸(旨味成分)が増加し、カテキン(渋味成分)が減少するため、かぶせ茶ならではの旨味と水色がでてきます。玉露のようなかぶせ香が特徴の煎茶と玉露の中間的なものとなります。
昔ながらのミネラル豊富な赤土の東向き斜面の茶山で育つ、晩生種で樹勢の強いオクミドリ種のみで、限定生産した煎茶です。清涼感ある上品な香味が特徴です。