“自然のリズムで育った新茶をその時に飲む”ことを大切に考え、
収穫したお茶を最短でお届けいたします。
今年月ヶ瀬では、雨の日が多く、土の中までしっかりと湿った状態
で春を迎えています。これまでは寒い日が続いており 5 月 10 日頃
の収穫かと見込んでおりますが、初夏の陽気が続くようなことがあ
ると早まる可能性がございます。
新茶特急便は出来次第数日での販売終了となりますので、ご予約を
お急ぎください。
自然栽培の煎茶の新茶企画となります。
当園には大きく分けて2つの時代の地質の茶山があります。自然栽培にすることにより現れた特徴を活かした合組(ブレンド)をいたします。
畝間に敷き詰めた草木の栄養を源に、月ヶ瀬の自然のリズムでゆっくりと育つことを意識してつくりました。春の訪れが遅く、寒暖差のある奈良・月ヶ瀬ならではの特徴を追究しています。「茶園ごとに異なる土質」を活かした合組(ブレンド)をすることで、素朴でありながらも立体感のある煎茶に仕上げました。
火入れはしておりません。
一番摘み新芽を収穫する直前に10日以上の間、茶株ごと寒冷紗で被覆して遮光栽培しました。光をさえぎることで、新芽が濃緑化してアミノ酸(旨味成分)が増加し、カテキン(渋味成分)が減少するため、かぶせ茶ならではの旨味と水色がでてきます。玉露のようなかぶせ香が特徴の煎茶と玉露の中間的なものとなります。火入れはしておりません。
昔ながらのミネラル豊富な赤土の東向き斜面の茶山で育つ、晩生種で樹勢の強いオクミドリ種のみで、限定生産した煎茶です。清涼感ある上品な香味が特徴です。