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植え替えることで直根でなくなる実生苗

実生茶園をつくる時は茶山に種を直播していますが、2018年4月に開墾したコイキビロ茶園では、実験的に、一年生実生苗を移植(定植)してみたポイントがあります。その理由の一つに、苗床で実生苗を育て、生育が良い苗を選抜してから茶山に定植する方法も試してみたかったこと。もう一つは、台風による土砂災害が発生した茶園で表土が動き茶樹の位置がズレてしまったことから、救出して植え直ししたい一年生苗があったためです。

2018年4月に、そういった一年生苗を茶山に定植(移植)して、約一年経過後、二年生苗となった「べにひかり実生苗」を複数掘り上げてみると、直根は定植時と同じ状態で伸びておらず、側根(細根)が伸びて生育していました。

実生茶園づくりは、直根で育つことが大きな魅力の一つだと考え、取組んでいるので、直播することが大前提であることが分かりました。(2019年1月)

苗床から掘り出した べにひかり実生の一年生苗 2018年3月

移植した「べにひかり実生苗」を抜根してみる。コイキビロ茶園。2019年1月

移植した「べにひかり実生苗」を抜根してみる。コイキビロ茶園。2019年1月

 

 

 

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