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古琵琶湖層群の地層から採取した7色の鉱物を見て思うこと

今から約500万年前の「古琵琶湖層群」の地質エリアでは、実に多彩な鉱物(粘土、礫、シルトなど)が群層になっています。3色、4色・・・・多い所では7色の鉱物が堆積して地層になっているエリアもあります。これらの多彩な鉱物は、まだ日本列島が大陸と陸続きだった時代、遥か西の方角に伸びていたとされる大きな川によって運ばれてきて、堆積したものであると考えられています。いったい、現在のアジア大陸の、どの辺りから運ばれてきたものなのか?、知る由もありませんが、大きな川で繋がっていた異国の地から運ばれきて、この場所に堆積していったということは想像できます。

奈良・月ヶ瀬の基盤岩類である領家帯は、約1億年前の造山運動によって、この地で形成された地質なので「ローカル的」なイメージがあります。いっぽうで古琵琶湖層群では、遠くから運ばれてきた多彩な鉱物が、いろいろな積み重なり方をして堆積しており、このようにそれぞれを並べてみると、異国の鉱物を眺めているようで、「グローバル的」な気持ちになります。(2018年12月)

古琵琶湖層群の地層から採取した7色の鉱物 コイキビロ茶園 2018年3月

古琵琶湖層群の地層から採取した7色の鉱物 ゲンダラ3 2017年3月

古琵琶湖層群の堆積粘土 2018年3月

コイキビロ 古琵琶湖層群の地質を深耕中 2018年2月

色彩が異なる粘土で粘土玉をつくる  ヤケンド2茶園 2018年10月

 

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