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モグラに直根を切られ、挿し木苗のようになった実生苗

以前、『実生でも、すべての苗が直根になるという訳ではない』と投稿したことがありましたが、モグラに直根が切られたことが原因で、側根となる実生苗もあることが分かりました。それは、播種して二年目のキトロデ2の「べにひかり実生」茶園で除草作業をしていたところ、株元がグラグラの茶の木が多数あり、抜いてみると、実生苗の株下が鋭利な刃物のような物で切られた痕がありました。そこで茶株下を複数掘ってみると直ぐ下にモグラの穴があったため、トンネルを掘る際に、モグラに根を切られたためだと断定しました。モグラに根を切られた時点で枯れていれば自然淘汰になったのですが、切り口にカルスが出来、そこから新たに発根したため、まるで挿し木苗のようになって育ち続けていました。因みに、モグラに根を切られなくても、発芽した時から直根が出ない個体もあることは、前述の通りです。
直根で育つことは、実生の魅力のひとつだと考えているので、引続き、株がグラグラするのは、間引き対象としていきたいと思います。(2021年8月)

鋭利な刃物のような物で切られた跡がある「べにひかり実生苗」 キトロデ2茶園。

実生苗の直ぐ下に掘ってあったモグラのトンネル。キトロデ2茶園

直根を切られた二年生の「べにひかり実生苗」。キトロデ2茶園。

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