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自然栽培の茶園管理で一年の区切りをつけるとすれば、いつ?

当園では、自然栽培の茶園管理を進めていく中で、5月中下旬に「一番茶(新茶)の収穫」を行い、続けて1か月間「刈下番茶の収穫」を行い、その後、秋まで(翌年の一番茶の親葉となる)枝葉を充実させていくという、『新芽の収穫は年に一回』という栽培体系を基本としています。これは、奈良・月ヶ瀬の気候で、一番茶の時期がクオリティシーズンとなるように、構築してきた茶園管理方法によるものです。

茶樹は永年作物ではありますが、そういった栽培体系で人が茶園管理をしていく中で、もし、一年毎に作業の区切りをつけるとすれば、「6月、刈下番茶の収穫が終わった時点」になると考えています。この時点で、茶株面は深く整枝され、茶樹の樹高が一年の中で最も低い状態となり、新たな新芽が生長を始める準備が出来た状態となります。そして、この新芽が夏~秋にかけて「生長⇒成熟」した枝葉が、翌年の一番茶の親葉となっていくというリズムになります。(「茶園の地上部と地下部の一年の動き」を参照)。

一番茶(新茶)の収穫の後、刈下番茶の収穫(区切りの時点)まで一気に作業を進めることで、「新たな芽を出す力を樹体に残した状態でスタート出来ること」「梅雨の時期に新たな芽が育つタイミングになること」「そして、一日でも早く翌年の新茶に向けての準備がスタートできること」等々・・・、翌年に向けて良いスタートをきれるということになります。私たち人間には感情(気持ち)があるので、作業が一段落する(区切りの)時点を意識することで、頑張れたり、メリハリのある緊張感を持った仕事が出来るようになると考えています。

地上部と地下部の動き

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刈下番茶の収穫を終え、樹高が低くなり、翌年に向けての準備が出来た状態の茶園(宮山茶園 やぶきた)

 

 

 

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