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竹藪を開墾して茶の実を植えた「ハチドダ2」

2016年に耕作放棄茶園を再生して茶の栽培を開始した「ハチドダ2」でしたが、次のようなことから、植えなおすことにしました。

・竹の根が茶園の中まで伸びて、茶園内にタケノコが出るため、茶園再生後も畝間をイノシシが掘り返し、年々凸凹が激しくなり、修復困難になってきたこと。

・西側に隣接する竹藪で、茶園の一部が日陰になり、茶樹が生育しにくいエリアがあったが、地主の方から、その竹藪を開墾して、茶を植えても良いと言っていただたこと。

竹藪を茶園に転換するのは、私自身、今回が初めてでした。竹藪と言えば、「明治農書全集」第5巻の茶業須要に「・・・。とりわけ、これにまさりて茶の樹にきわめてよい地は、竹藪を掘り起こしたところに、すぐ播き付くなり。これは生長よくして、そのうえ永く老木とならざるゆえなり(原文)」と書かれていたことが、前から気になっていました。今回は、この本に書かれているように、①竹藪を掘り起こして、②表土を耕して、③すぐに直播きするという順序で作業を進め、竹藪だったエリアに「そうふう実生」を植えました。今後、竹藪だったこのエリアの「そうふう実生」の茶樹が、他のエリアの茶樹と比較して、どのように生長し、どのようなお茶が出来てくるのか、とても楽しみです

この茶山の地勢は、南向き斜面、粘質土(砂質土のエリアもあり)、古琵琶湖層の粘土の中に、花崗岩も混じっているため、古琵琶湖層群と領家帯の地質の不整合面になります。

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竹藪で日陰になって茶樹が生育できないエリア(写真中央右辺り)。手前はハチドダ茶園。2018年12月撮影

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竹伐採中。竹チップをつくり、今回は、自宅前のやぶきた茶園の畝間に敷詰めました。(2017年12月)

竹の子

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種植え。竹藪エリアに植えた「そうふう実生」(写真手前)と、茶樹を伐根した跡に植えた「さえみどり実生」(写真奥)。2018年3月27日

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