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地域の方から引継いだ、新たな茶園「チュンダニ」について

2017年9月、地域の方から茶山の耕作を引継ぎ、新たに開始することになりました。その茶山の名前は「チュンダニ」。京都府と奈良県の県境となっている尾根の、てっぺんから東向きに広がる斜面で、四方を山に囲まれた温暖な気候が特徴です。

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「チュンダニ」茶園。写真左の山が、京都府と奈良県の県境。(2017年9月撮影)

既に1年以上、耕作されていない状態で引継ぎましたが、しばらく数年の間は収穫や製茶をせずに整枝作業を繰り返しながら、自然のリズムで育つ茶園環境になっていくまで待ちます。

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既に一年以上耕作されていない状態で引継いだ「チュンダニ」茶園。南側には、室生・赤目火山群の山々が展望できます(写真奥)。(2017年9月撮影)

ここには、「やまかい」「おくみどり」が育てられていて、当園では「やまかい(※1)」の栽培は初めてとなります。地主の方に聞くと、30年以上前に山だった所を開墾したそうですが、この場所「チュンダニ」が温暖な気候なので、早生で特徴ある品種を栽培したいと「やまかい」を植えられたそうです。

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初めて栽培する緑茶品種「やまかい」

ここの茶山は、古琵琶湖層群の中でも、「緑色がきれいな緑茶がつくれるとされている」砂利(丸い石)を含む地層(表土)に茶樹が植栽されています。茶の生育に適した立地条件が整っている、この「チュンダニ」茶園で、自然栽培を継続していくことで、将来、「地勢(古琵琶湖層)」かつ「品種(おくみどり、やまかい)」の特徴を表現できるお茶がつくれる日が、とても楽しみです。

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古琵琶湖層群の中でも、丸い石をたくさん含む地層。

※1 「やまかい」という品種について

特徴:特徴ある香気と、細撚れの形状、鮮力の色沢を持つ個性的な品種。

早晩性:中生。萌芽期は”やぶきた”より1日程度早く、摘採期は”やぶきた”と同じかやや早い。

参考文献:茶大百科 農文協

 

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